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2008年 11月 03日
マッサの優勝を願い深夜の中継を観ていた誰しもが
最終周で叫んだに違いない・・・ グロック〜!!!! ワールドチャンピオンの決定が最終戦にもつれ込んだ今シーズンのF1。 7ポイント先行するハミルトンを追うマッサ。 マッサがワールドチャンピオンになるためには、ハミルトンより7ポイント 多く獲得する必要があり、今回マッサが優勝してもハミルトンが6位以下に なることが条件。(同一ポイントであれば今期優勝回数の多いマッサが上) 反対にハミルトンは優勝するには5位以上をキープすればよいというレース。 で、フタを開ければやっぱりハミルトンは終盤まで堅実に4位を走行(T_T) これはもう決まった・・・と思い、気が抜けて途中ちょっぴりうたた寝。 惰眠をむさぼっているといっしょに観ていたツマーが 「雨、雨だよ!」と私を起こしてくれた。 お〜、天が呼んだか地が招いたか、ハプニングには欠かせない雨ですよ! そしてやはりドラマは起こりました(笑) ラスト3周の最終コーナーでアウトに膨らんだハミルトンのインを ヴェッテルが差し、これでハミルトンは6位へと後退。 (それ以前にタイヤ交換をしなかったトヨタに先行され5位へ落ちていた) これでマッサの優勝が決まったと思ったら・・・ ハミルトンの前をドライタイヤのまま4位で走行していたトヨタのグロックが さらに雨脚の強くなった路面コンディションに耐えきれなくなって、 ゴールまであと10秒というところでヴェッテルとハミルトンに道を譲ることに。 <そこで冒頭の叫び> そのままマッサがレースを征するも、ハミルトンは5位でフィニッシュ。 この瞬間、ハミルトンのワールドチャンピオンが決定! 最後のドラマを知らず歓喜するマッサファミリー。(泣ける) その喜びもつかの間、落胆へと変わり、代わってハミルトンサイドが 史上最年少ワールドチャンピオンの誕生に沸き返る。 ついでにマッサを応援していた我が家もかなりの落胆モード・・・ 「ああ、グロックよ、君がもうちょっと頑張ってくれていたら・・・orz」 あと10秒雨が遅かったらわからなかった状況でしたね。 最終周の逆転でタイトルが決定するのは44年振り2回目のことなんだとか。 とりあえずこれで今年のF1はお終い。 来年は更なるダウンフォースの減少、回生エネルギーの使用、 スリックタイヤの復活等大幅なレギュレーション変更があり、 勢力図が一変するような面白いシーズンになることを期待したい。
by kustch
| 2008-11-03 23:26
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