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2006年 05月 10日
いやあ、SUPER AGURI F1 の井出君、
スーパーライセンス取り消しになっちゃいましたね。 つまり今年のF1にこれ以上参戦できないということです。 即席チームの突貫で仕立てたマシン。 マシンは倉庫に眠ってた4年落ち旧型シャシーにホンダエンジン載せただけ。 30%のアシストしかなく、ほとんど効かないパワステ。 すぐこわれる油圧系統。 まっすぐ走らない。 コーナーで車がたわむ。 初戦なんてバックミラー見えないわ、無線は故障だわ、ピットはどたばただわ・・・ しかもテスト走行もできずぶっつけ本番走行。 そんな中走らされて、他のドライバーから「走るシケイン」と言われ 車も途中でこわれてリタイア。 イモラでのアルバースとの接触事故がとどめとなり、 「それ見たことか」とFIAからお達しが・・・ ホント可哀想すぎます。 もっとまともなチーム体制にできあがってから、戻してもらえたらいいのにね。 純和製チームにこだわったために、経験者からのフィードバックが 佐藤琢磨ひとりからしか得られないというのは、立ち上がったばかりのチームには かなりのマイナス要因。 先週末代役で走行したモンタニーは、ルノーでのテストドライバーの経験を チームに多大にもたらしてくれたでしょうし、本来ならこのような布陣が望ましいわけで。 しかしながら「日本人ドライバーであること」という条件を含む契約条項で 契約しているスポンサーもあるとのことで、アグリ代表もつらいところでしょう。 そのため井出のかわりに、昨年の日本GPでジョーダンのサードドライバーを 務めた山本左近を乗せるという噂も出ているくらいですしね。 でもやっぱりモンタニーの経験をいただいちゃった方が、 チームの成熟は当然早いでしょ。 SA06のこともありますし、まずはチーム基盤を固めましょうよ、アグリさん!
by kustch
| 2006-05-10 21:52
| クルマごと
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