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2006年 04月 12日
今さらですが先週Audiから新しいTTが発表されました。
初代に比べボディサイズは一回り大きくなって、 ホイールベースも延長されています。 フロントマスクだけでは全く別の車のような印象を受けますが 色々な部分に初代のモチーフが使われており、TTとしての アイデンティティは十分引き継がれています。 フロントフェンダーまで回り込むボンネットラインや 初代デザインを踏襲したテールランプ、 強調されたフェンダーアーチ、ドアパネルに付けられた サイドミラー等々。 全体的なデザインでは初代がお椀を重ねた、まるで アダムスキー型UFOのような感じだったものを 新型はフロントグリルからウインドーへ繋がるラインと フロントライト端からテールランプまでのライン、 そしてA6同様のフロントアンダースポイラーから リアバンパーへ駆け上がるラインの3本で ボディ前半は初代の丸いイメージをうち崩しています。 リア周りは初代の雰囲気を色濃く残しながら 78mmワイド化されたボディをうまく面処理しています。 初代も好きでしたが、新型のリアもなかなかいけます! 初代のあの異彩を放つ特別(すぎる)な存在感から、 ちょっと万人向けデザインに歩み寄ったことによって 購買層も広がり、けっこう街中で見かけることになるかもしれません。 このデザインなら少なくとも「カッコ悪い」「変」と言われる確率は かなり低くなった思います。 問題は価格ですね。 噂が立っては消える「A1」を大量生産することを前提に 設計されているのであれば、初代から驚くほどアップしないとは 思いますが、流用の利かないシャシーだと結構いっちゃうかも? 先の東京モーターショーに出展されたシューティングブレイクは 果たしてTTのフェイクだったのか、それともA1の前振りなのか? 値段はともあれ、発売されたら是非試乗してみたいですね。 初代とガチンコ こうしてみると初代のデザインはスゴイの一言。 デザイナーもスゴイけど、OKを出した会社もスゴイ!
by kustch
| 2006-04-12 20:46
| クルマごと
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